東京2025 世界陸上
目次
概要
「東京2025世界陸上」において各所の装飾を担当しました。ジェイアール東日本企画をはじめ、財団や諸官庁、関連会社など多くの関係者と連携し、着手から開催まで1年以上をかけ、関係各所と連携しながら推進した大規模プロジェクトです。
実施内容・解決策
国立競技場および東京体育館の内外をはじめ、長距離走競技時のロード、コマーシャルディスプレイ、主要空港・ホテルなど、多拠点にわたる広告展開・装飾を実施しました。競技運営、来場導線、メディア対応、観客体験を踏まえ、各拠点の特性に応じた最適な素材・仕様・施工方法を選定しています。
【主な実施内容】
- 国立競技場
メインスタジアムにおいて、5か所のボミトリー(ゲート)を中心に、報道陣スペース、記者会見場、選手待機・移動動線、VIPエントランスに至るまで装飾を実施しました。箇所ごとに施工方法を調整し、デザイン性・視認性・利便性を両立。外構には自立フラッグ・街頭フラッグを設置し、来場者導線と大会演出を強化しました。
東京体育館
選手のウォームアップ、練習会場にて、柱面への大会ロゴを装飾し、ブランド訴求と空間統一感を図りました。
ロード(マラソン・競歩)
給水ポイントのテーブルスカート装飾、競技ルートを視認化するフェンス装飾、観客導線確保のための鉄柵装飾など、競技運営と観客誘導を両立した意匠設計を行いました。
空港(羽田、成田)・ホテル
選手、来賓客、観客の受け入れ拠点として、インフォメーション装飾・自立パネル等を設置し、「おもてなし」を体験できるよう装飾しました。
コマーシャルディスプレイ
疑似レース体験エリアにて、6レーンを表現する装飾やフォトスポット設置を実施。来場者の体験価値向上に寄与しました。
マスキング
国立競技場・東京体育館・大井競技場における自動販売機・ゴミ箱等の非スポンサー企業のロゴをマスキングし、スポンサー規定の遵守とブランド統一を図りました。
【主な解決策】
事前調査・施工検証
設計図に基づく数日間の現地調査を実施し、素材・環境・施工条件を精査。原状復帰や耐候性を考慮した施工方法を検証し、リスクを最小化しました。
(例:床面装飾の素材・貼付方法について耐久試験を複数回実施)許認可取得対応
屋外広告物・産業廃棄物関連を含む申請書類および図面作成、関係諸官庁との調整を行い、必要な許認可を取得しました。
緊急対応
開催期間中はメインスタジアム近隣に待機し、万一の是正依頼に対応可能な体制を構築。事前検証が功を奏し、大きなトラブルなく運営されました。
物流・資材管理
制作物および貸与資材の物流計画を策定し、過剰在庫の抑制・紛失防止を徹底しました。